Noza さんとの 出会いは
15年ほど前に遡る。いやもっとか?2000年になる前の山梨県の甲府市のお話。
バードランドという今はなき中古レコード屋の向かいに、
榎並塾という熱すぎる塾の隣に、石川絵画教室というまたヤバイのがあり、
中学生くらいの私は塾も、絵の教室も行ってて、

絵を描いたり、立体作品を作ったりしていた。

 

当時アラサーのnozaさんもまた、絵をかきにきていた。

 

そのときの彼女は、甲府の中心にアポロ基地という名の店をやっていて、

甲府の町中の彼女の店には
つくったフィギュアやら、おもちゃやら、絵やら、
散乱していた。
おもちゃ箱みたいに。
「大人になるとこんな自由なことができるんか。」

思春期の私はびっくりした。


しばらくして、さらなる自由を求めて彼女はスペインへと旅立った。

 


再会は今から3年前。

 


中米ベリーズ帰りの私は、
スペインからnozaさんが帰ってきてるらしいと、聞きつけ、
こうふのまちの芸術祭2013に誘い込み成功。

どんな理由でスペインから帰ってきたのかも聞かずに。

 


こうふの町中でそだった彼女は、
こうふの町の裏路地で毎日バイクを描いた。

 


利き腕でわない手で、

わざとゆらゆらな線で、
大好きなバイクと、バイク乗りたちを描き続けた。


彼女に会いに多くのバイク乗りが銀座通り商店街に現れた。

 



祭りが終わり、
普段の生活に戻る。

なかなか会えない日々がつづく。



2015年、昨年の春、
どうにもこうにも私の精神がひどく落ち込み、ウツ病と自分で診断し
私はベリーズへと旅立った。

心がひどく落ち込んだっていうSNSを向こうで書いた。

 


ベリーズから帰ってきたある日、
たまたま 実家の味噌屋にいた私は
たまたま 味噌を買いに来た Nozaさんと 偶然会った。
SNSを見いたNozaさんは

ものすごい心配そうな目で、

「大丈夫かー?心配したよー」
ととびきりのハグをしてくれた。

「ありがとー ノザさん!大丈夫になってきたーー

絶対絶対こんどゆっくり飲みましょー」

 

すごく元気そうに去って行ったのに。

 

 

もう二度とあうことはなくなってしまった。
 

 

 

NOZAさんが亡くなったことは、この遺作展のお知らせを

メンバーである飯田くんが見つけて教えてくれるまで知りませんでした。

 

スペインで、末期のガンが見つかり、

余命2ヶ月の宣告を受けて、2年以上生き続け,

自分のつらさなんか微塵も外に出さずに、

表現しつづけた。

 

 

健康に日々、生きていること、そのことの奇跡。

祭りは、奇跡の積み重ねの上にある。

 

 

 

SNSのNozaさんのプロフィール写真

原発反対。

 

 

来週は参院選。

 

 

投票は生きてる人間の義務。

 

 

Nozaさん、あなたの希望を絶やしません。

ご冥福をお祈りします。

 

(YAT 五味)

 

 

 

遺作展は7月6日(水)まで

 

Tomoki Noza 遺作展 

 

ごはんBAR ちろりん村

〒400-0073 甲府市湯村 2-6-33
055-252-9039

 

 

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こうふのまちの芸術祭

開催予定場所

甲府市中心街の空店舗、空き家、営業店舗、協力カフェ

お問い合わせ

主催:YAT(やまなしアートツリー)
E-mail:info@kofuart.net

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